ゆとりを持って働けるグループホームの仕事

パートで介護の仕事をするのであれば、グループホームは悪い選択ではない。1つの建物の中に、グループホームが複数入っている場合もあるが、利用者の数は1ユニット5~9名程度だ。多くの入所者はスタッフがサポートさえすれば、自立的な生活が可能という前提にあるのが特徴だ。勤務形態は日勤、早番、遅番、夜勤の4通りであることが多い。パートであれば、日勤と早番だけといった勤務も可能だ。同じ入所型の施設である特養ほどの体力は必要ないし、普通に食事やトイレの介助ができたり、料理を含めた家事全般が出来れば、特に問題なく働けるだろう。

資格は持っていた方が採用には有利だが、雑務のみの仕事であれば必須ではない。したがって、専業主婦の再就職には最適な職場と言えるのではないだろうか。日勤の場合、朝8時半~夕方5時半くらいまでが勤務時間となっている施設が多い。仕事の役割分担としては、入所者の見守り業務がメインであり、一緒に食事やおやつ作りをしたり、レクリエーションを行ったり、入浴介助などをすることになる。

一つ一つの仕事は特に難しい内容ではないが、入所者は認知症の方なので、ある程度の根気強さは必要だ。しかし、デイサービスとは異なり、グループホームは入所者の生活の場であるため、基本的にはゆったりとした時間が流れており、慌ただしさはないだろう。ただし、介護記録の作成をしなければならないので、食事や水分補給の量、時間毎の様子をはじめ、往診などがあった時には、その内容もしっかりと記載することが必要だ。

介護職に興味はあるものの、力仕事に自身がなかったり、慌ただしい施設で働くのに抵抗がある方は、ぜひグループホームに注目してみてはどうだろう。子育ての経験がある人は、意外と向いているかもしれない。